義父が認知症になってしまったことを確信した出来事

私は67歳の男性ですが数年前に定年退職をして以来は無職です。

現在は私自身の両親、そして家内の両親も他界していますので、家内と2人きりで気楽なシニアライフを楽しんでいます。

しかしながら私たち夫婦の両親4人の中で最後に他界した家内の父、即ち私の義父が84歳で亡くなるまでの数年間はとても辛い日々を過ごしていました。

最初に義父の変化を感じたのは彼が78歳の頃でした。

当時一人暮らしをしていた義父の実家を訪ねた時のことですが、義父は何かを探していたようで「おかしいな~どこだろう」と呟いていました。

そしてその探し物は「お金」だと言い、家内に「オマエ知らないか?」と尋ねたのです。それでもその日は「ま、いいか、久しぶりだな~一杯飲もう!」などと言って普通に夕食を共にしました。

ショッキングな出来事が起きたのはそれから数週間後でした。

いつものように家内と義父の家を訪ね、家内が持っている鍵で玄関の扉を開けようとしたのですが鍵が合わないのです。

何回か呼び鈴を鳴らし、義父に中から扉を開けてもらったその時です。「オマエ達が来ると金が無くなるから来ないでくれ!」と言われたのです。

少々興奮気味だった義父を落ち着かせて話を聴くと「オマエ達が来ると必ず金が無くなるので警察に相談して扉のカギも変更したのだ」と言ったのです。

その一言で私たちは義父が認知症になってしまったことを確信し、いつ、どこの病院へ連れて行けばよいのだろうなどと相談しながらその日は帰宅しました。

それから数日後です、義父の家の隣人から、義父が転んで頭を怪我したとの電話があったのです。

結果的にはそれがキッカケで病院での検査を受け、硬膜下血腫と認知症が確認されたのでした。

それから義父は長い入院生活となり、その後は有料老人ホーム暮らしとなりました。

そして扉の鍵を変えた家には戻る事なく他界しましたが、その後にその家の処分で荷物を整理した時に、飾り棚の人形の裏から何十枚かの1万円札が出てきたのです。


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